ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

HISTORIO

待ち合わせ

今回のGWの帰省は往路が東海道、復路が中仙道(正確には中央道で、諏訪から西が中仙道)でした。 諏訪湖を過ぎて左手に南アルプス、右手に駒ケ岳を眺めていると、今から400年ほど昔、父親は東海道を西に進み、息子は中仙道を西に進み、タイミングよく…

変転

中世の関東、ホント難しい。 いったい何が正義なのか…。 朝廷は北朝と南朝に分裂し、 足利将軍も尊氏派と直義派が争い、 関東では、 鎌倉公方の元で尊氏派の重臣と直義派の重臣が争い、 鎌倉公方が京都の将軍と争い、 鎌倉公方と関東管領が争い、 鎌倉公方が…

遠隔地

鎌倉時代、幕府のある鎌倉から西日本を統治する為、京都に六波羅探題が設置されました。 室町時代、幕府は京都にあり、東日本を統治する為、鎌倉に鎌倉府を設置しました。 いずれも幕府の機関として遠隔地を統治する為に設置されたものでしょうが、六波羅探…

「政宗」

調べると仙台藩の祖である第17代・伊達政宗の「政宗」は伊達家中興の祖と言われた第9代・政宗にあやかってつけたと書かれています。 はて? 第9代? 中興の祖? どんなことをした人だったのだろか? 調べてみましたが、ムズカシカッタ…。 1349年、室…

東から西へ

土肥実平の子孫が相模国土肥郷北部(神奈川県小田原市)の小早川に住み、小早川氏を称した。 源平合戦の功で安芸国沼田荘(広島県三原市)の地頭となった。 承久の乱の功により駿河国入江荘吉川(静岡県静岡市清水区)を領していた吉川氏は安芸国大朝荘(広…

西軍

うちの子たちはNHKドラマ「天地人」が大好き。 今回、ドラマは関ヶ原の戦いになっていますが、西軍の諸将に感情移入しているうちの子たち。 直江兼継、上杉景勝、石田三成、みんな格好いいですよね。 土地柄、毛利氏にもなじみがありますし。 そんな子供…

太守

伊達秀宗と似た境遇の人に結城秀康がいました。 彼は徳川家康の次男ですが、長男・信康が織田信長に切腹させられた後、最年長として徳川家の後継者になる可能性がありました。 所が、豊臣秀吉の元に人質として差し出され、そこで「秀康」という名前を与えられま…

「秀」

宇和島藩の祖・伊達秀宗も長子でありながら、仙台藩を継承しなかったことを思い出しました。 兄弟であっても弱肉強食の戦国の世から、泰平の江戸時代での長子相続に掛けて大名の相続の考え方は随分と変化しましたね。 この伊達秀宗はその狭間にあたる時期の人…

長子相続

1642年 徳川御三家の一つ、水戸徳川家の祖・頼房の長男である頼重が高松にやってきました。 封建時代の長子相続の中、なぜ水戸家を継がずに「松平姓」を名乗って高松藩を興したのか。 いろいろ読みあさってみると面白そうなエピソードが見えてきました。 …

KVARDEK TRI

あと3つありました。 神奈川県)小田原城 滋賀県)長浜城 広島県)亀居城 http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=33.34087833&lon=132.01715972&layer=0&sc=3&mode=map&size=s&pointer=on&p=&type=static&CE.x=331&CE.y=286

KVARDEK

栃木県足利市の鑁阿寺を足利氏館としてカウントしていたので、高知県四万十市の一条神社も中村御所ということでカウントしました。 しめて40です。 1475年に応仁の乱を避け、関白・一条教房が京都からはるばるこの地にやってきた訳ですね。 まだ見ぬ土…

TRIDEK NAUX

四国で沢山のお城を見てきたので、ここいらでひとつ、数えてみました。 山形県)米沢城…上杉神社 福島県)鶴ケ城、小峰城 栃木県)足利氏館…鑁阿寺 群馬県)金山城 埼玉県)岩槻城、忍城、川越城、騎西城、鉢形城 千葉県)関宿城 東京都)江戸城…皇居 石川県…

東日本

この地域に住んでいると本当に歴史について考えさせられます。 幕末から明治維新も濃いです。 「竜馬がゆく」とか「お~い!竜馬」を読んでも西日本の雄藩が江戸幕府を倒す幕末史にはどうしても入り込めませんでした。 きっと同じように西日本の人は源平合戦とか…

地方知行

父の「仙台伊達家の家臣だった!」という話が気になり、いろいろ見て回りました。 角田の石川家は仙台藩の中では角田要害2万1830石を領し、一門筆頭だったそうです。 石川氏は清和源氏で伊達氏は藤原北家なのに「一門」だった、というのは石川昭光が伊…

KARAJ PRAPATROJ

歴史豊かな環境にいると、色々興味が湧いてきます。 例えば、私の姓。 調べてみると清和源氏の流れを汲む大和源氏の末裔なのだそうです。 自分の先祖が京都や奈良にいた?ということを考えると埼玉出身の私としては不思議な感じがします。 その後、源頼義に…

真っ黒

小学5年生の時、購読していた学研の図書を親に買って貰いました。 日本史の本で、確か全14巻でした。 仲の良かった友だちが持っていて、1冊借りて読んだところ面白くて面白くて、親にねだって買って貰ったのです。 第5巻が戦国時代、第6巻が信長・秀吉…