待ち合わせ
今回のGWの帰省は往路が東海道、復路が中仙道(正確には中央道で、諏訪から西が中仙道)でした。
諏訪湖を過ぎて左手に南アルプス、右手に駒ケ岳を眺めていると、今から400年ほど昔、父親は東海道を西に進み、息子は中仙道を西に進み、タイミングよく岐阜県の西端で大軍が落ち合えなかった、という出来事を思い出しました。
父親の方は、東海道の各拠点が既に味方になっており、スイスイと進んで行けるわけです。
一方、息子の方は1週間も早く出発したもののそんな大軍を指揮したことも無く、途中には父親でさえも煮え湯を飲まされたことのあるいやらしい敵が長野の入り口あたりでてぐすねひいて待っている…。
散々てこずって待ち合わせ場所に駆けつけてみると既に用事が終わっていて、父親からは大目玉。
今じゃ缶コーヒー飲んでラジオ聞きながらドライブすれば数時間の行程です。
息子さん、こんないい眺めを見る余裕は無かったんでしょうね、可哀想に。