ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

キャッチボール

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自分自身はあまり外遊びが好きな子どもじゃなかったです。
お休みの日は家の中で本を読んだり、絵を描いたり、厚紙を切り取って何かを組み立てていたり、そんな子どもでした。

小学校の頃は駆けっこも遅く、球技は大の苦手。
心配した母と家の中で毬投げの練習をしたことさえありました。

家の前が空き地だったこともあり、父とはよくキャッチボールをしましたが苦痛で苦痛でいつも、
「早くボールが見えなくなる位に暗くなって、キャッチボールを終わりにして帰りたいなぁ」
と思っていました。
高学年の頃には人並みのキャッチボールになっていたと思いますが、所詮キャッチボールで、野球ではありません。
子ども会のソフトボールではいつも補欠で、ソフトボール大会で他の補欠の子達は何らかの場面で使われていましたが、僕だけずっと出場の機会が与えられないこともありました。
いつも応援に来ていた母は嘆き憤慨していましたが、僕自身は無様な格好を晒さずに済んでホッとしたものです。

それはサッカーでも同じことでした。
サッカーの街、浦和でサッカーが上手でないことの悲哀はこのソフトボール以上に辛いものです。

中学、高校では球技でない部活に入り、入賞したり段位を取ったりしましたが、どうしてもスポーツに対する苦手意識が抜けません。
自分の嗜好や小さかった頃からのこういった経験からなのでしょうね。

最近、息子とキャッチボールをするようになりました。
カープ好きの息子は自分も野球がしたくてしようがないのです。
初めの頃は投げ方や捕球の仕方も上手ではありませんでしたが、昔私が父から教わったキャッチボールのポイントを教えています。
力強い球が胸元にビシッと飛び込んできたり、上手に捕球するようになってくるとこちらも楽しくなってきます。
今では休日にキャッチボールに行くのが楽しみです。
子ども達も自分のこれからの可能性をいろいろ楽しんで貰いたいものです。

今でもキャッチボールができるかどうか…。
なかなか実家に帰る機会はありませんが、父と私が教えた息子のキャッチボール姿を見たいなぁ、と思います。

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