ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

星空

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今年最後のキャンプは子ども達の夏休みの入りっ端に行ってきた茨城県大子町のキャンプ場。

前に来た時は小雨の降るジメジメした中でのキャンプでしたが、施設がキレイで、缶バッジ作りをしたり、隣接する公園のプールに入ったり、子ども達にはとても楽しいキャンプ場だったのだそうです。

ここは人気のキャンプ場でなかなか予約が取れず、当初予定していた日をずらして我が家の今年最後のキャンプの予約を入れることが出来ました。

金曜日の夕方から降っていた雨は土曜日の朝には止んでいましたが、ところどころに青空が見えるものの真っ白な雲が覆っていました。

「今年のキャンプはいつも雨にたたられていたから、降らないだけでも御の字だよね」
などと妻と話しておりました。

ハロウィンということで、オレンジ色のカボチャを使ったランタン作りをしたり、子ども達もとても楽しんでおりました。

日が沈んでしまうとトレーナーにウィンドブレーカーを着込んでいてもさすがに寒く、晩ごはんを食べたらさっさと家族揃って寝ることになりました。

歯磨きして、テントに入って、寝袋に入って、おやすみなさいをすると、テントの上からパチパチパチという音がします。
木から水滴が落ちてきた時にもこんな音がしますが、これはどうやら雨のようです。

「げ、今回も来たよ、雨~」
「天気予報じゃ、降らないはずなのにね~」

携帯でリアルタイム雨レーダーを見ると局地的な雨のようで、夜中には止みそうです。
外に飛び出し、タープに雨水が溜まらないようにセットし直し、空を見上げると一面の雲。

「お~、寒い寒い、結局今年のキャンプは雨続きだったね~」

それから何時間かして、午前2時半頃…。

子ども達がお母さんとお手洗いに行ってきて耳元でゴソゴソしているので私も目が覚めました。

「お父さんもお手洗いに行こうかな…」

テントの外に出ると、いつの間にか雨は止んでいて、周りもみんな寝静まっていて、真っ暗で、空気が冷た~くなっています。

トイレまでの道すがら、空を見上げると…。

うわぁ!

薄着で出てきてしまったので、寒くて寒くて、深呼吸も出来ない位、身体が冷えています。

そして、空は息をのむような満天の星でした…。

目を逸らすのがもったいない程、いつまでも見上げていたい綺麗な星空でした。
綺麗だったなぁ。

オリオン座、カシオペア、北斗七星、北極星、天の川、…。

知ってる星座なんて殆どないのですが、そんなことは関係なくて、強い明るさで星達が直ぐ近くに見えて大迫力でした。
この時期のキャンプはこの星空がいいんですよね~。

朝、みんなに星空のことを話したらみんなもしっかり見たようで、今年最後の今回のキャンプ、最後から2番目になりそうです。
最後の最後はしっかり防寒してこよう!

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