ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

ニラ

帰ったら書こう、と思っていたのですが、翌日に書こうとして力尽き、そのまま現在に至ってしまいました。

先週、房総に1泊キャンプに行ってきました。
山の中にあって、海水浴場まで車で10分という絶好のロケーションのキャンプ場です。
またも「キャンプ行きたいね~」って軽く計画して行ってきたものです。

妻が予約の電話を入れた所「あと1箇所だけ空いています」と言われたそうで、いつもながら飛び込みは予約出来るか出来ないかドキドキします。
ちなみにこの最後に空いていたサイトというのが他のサイトと違って木陰が全く無く、夏の暑さを味わうには最高の場所でした(汗)。

天候は今までのキャンプとうってかわって恵まれて、ギラギラの日差しが憎らしい程でした。
電灯が少ないので夜は久し振りに真っ暗闇を味わいました。
見上げると星がキレイです。

2日目はお目当ての海水浴で、行き急ぐ子ども達をなだめながら撤収準備していると日差しが段々強くなってきます。
家族みんなの海水浴への期待が高まっていきます。

他のサイトを尻目に一番にキャンプ場を離れ、ず~っと山を下って海水浴場に向かいます。
駐車場は前の日にチェックしてあります。
そこに車を置いて思い思いに椅子や浮き輪を持ってルンルンで海水浴場に向かいました。
ところが…。

思っていた海とちが~う。
人影まばらで、砂浜じゃなくて、小砂利でした。
海はどす黒くて、すぐそこから海草らしきものが群生しています。
そして、波間には発泡スチロールのパック(納豆みたいの)が幾つか揺られています。
同じ海水浴場でもいろいろあるんですね(涙)。

「どうする?」
妻と顔を見合わせます。

「まだ時間も早いから、他の海水浴場に行ってみようか」

早く決めないと子ども達が海に飛び込んでしまい、車で移動しようにも準備がメンドウになります。

「う~ん…」
波打ち際で悩んでいると足にニラのようなものがへばりついているのが見え、決心つきました。

「よし、移動しよう!」

1時間かけて去年と同じ大原海岸に移動。
来たことがある場所なので、少し安心感があります。
正午まで、家族揃って真っ赤に焼けるまで遊びました。

「明日は会社なので早目に帰ろう」ということで動いていたのですが、合わせて「安く帰ろう」というのが裏目に出て、カーナビが示す一般道で帰るルートが渋滞で、どんどん家への到着時刻が遅くなっていきます。
「海ほたる通って帰ればよかった…」
後悔してもあとのまつりです。

前回の茨城キャンプに引き続き、往路はともかく、復路は高速道路で帰ろう、と心に強く誓いました。