ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

コロコロ

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金曜日の時点で栃木県北部の降水確率は土曜日20%で日曜日30%でした。
ちょっと前では土曜日で60%を超える予報もありましたから劇的な変化です。

ということで、この週末は昨秋以来のキャンプに行ってきました。

8時過ぎに家を出て国道4号を北上していきます。
新しい車での初めてのキャンプ。
埼玉から延々と曇天でしたが天気予報に全幅の信頼を置いてますので、家族みんな久し振りのキャンプへの期待でテンションがとても高まっています。

西那須野辺りに来るとポツポツと小さな雨粒がフロントガラスに当ってきます。
「あっれぇ~?」

去年のキャンプ、最初の2回はあまりのキャンプ行きたさにどちらも降水確率60%だった所を強行した為、それが常に裏目に出て、それはそれは大変な思いをしました。
それが頭をよぎり、妻と顔を見合わせて「ヤバイね、これは」

とは言っても、止むかも知れないからとりあえずはキャンプ場までいってみよう、ということにしました。
最悪、この程度の雨ならば強行突破、という流れです。

ちょっと進んでみると雨が止み、地面を見ると乾いています。
「さっきの所だけなんだね、降ってたの」

ところが、那須塩原を過ぎた辺りで今度は大粒の雨がベチャベチャと降ってきました。
バチャバチャバチャ。
バケツをひっくり返したような大雨です。
ワイパーを最早にしないと前が見えません。

「げげ、きたよこれは」
これじゃテントを立てるどころじゃありません。

妻は当日キャンセル料が幾らかを調べる為、キャンプ場の予約葉書を探しながら呟いています。
「こんな雨じゃ絶対無理なんだからタダにしてよ」

夫婦揃ってかなりブルーになっています。
子ども達はそんな親の気も知らず後ろの座席で朝から変わらぬテンションで楽しそうにはしゃいでいます。
「子どもはのん気でいいよな」

まだ昼前だから一旦キャンプ場まで行って天気の具合を見よう、ということにしました。
キャンセルやむなしか、濡れたサイトにテントを立てる、という2段構えです。

そんな悲壮な覚悟で車を進めていくと、途中から雨が止んでいました。
周りをみるとちょっと前まで雨が降っていたようですが、地面も乾いていて、水溜りもありません。
ちょっと離れただけで天気がコロコロと変わっていきます。
一体どうなっているんだろ?

ええい、キャンプ場はどうなっているんだ!

着いてみると“降ってない地帯”にあったようです。
空は…、見上げてみると灰色で怪しい雲がどんどん風で流されてきています。

今はいいけど明日、撤退する時に雨がふっていたら大変だろうな。
それだけは一度も無いんです、今まで。

どんな雨が降るかわからんけど決行じゃ、ということで迷いを振り切ってチェックイン。
他にも何組がいましたが「よっぽどキャンプが好きなんだろうなぁ」と自分達のことを棚にあげて感心してしまいました。

やっと始まった今年のキャンプ、そう思うと楽しくなってくるものです。

結局チェックアウトまで雨にたたられず、子ども達に晩ごはんの準備をして貰ったり、花火をしたり、カブトムシを採ったり、温泉に入ったりと楽しく過ごすことが出来ました。

一方、ランプが無くて日暮れ後は真っ暗だったりと忘れ物が続出で、今後に色々な教訓を残したキャンプでした。
次の計画が楽しみです。

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