ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

時事ニュース(新型コロナウィルス・バチカン)

新型コロナウィルスの猛威の中、選挙の投票に行けるかどうか、という話がありました。
そしてこの記事。
伝統的な宗教儀式をどう続けたら良いか、という問い。
流行病の前には政治も宗教も運営する姿を変えざるを得ない。
環境に適応するように変わっていかざるを得ない。
もしかしたら数100年後の人類史の教科書には選挙運営や宗教儀式の世界的な変化点を指摘しているかも知れない。

2020-03-15の記事「バチカンは閉ざされた扉の向こう側で聖週間を祝う」
https://eo.m.wikinews.org/wiki/La_Vatikano_festos_la_Sanktan_Semajnon_malanta%C5%AD_fermitaj_pordoj?dpl_id=7023

バチカンは新型コロナウィルスの流行によって前例の無い方法を使う。フランシスコ教皇による聖週間の全ての神への奉仕は、復活祭のミサも含めて出席者無しで行われることになる。
・聖週間は信者達、特にローマの信者達にとって今年はとても違うものになるだろう。病の流行によって神事には誰も出席が認められない。サンペドロ広場での大勢の集会が今年は不可能であろう。
・03/14の遅くに出された教皇庁のネットニュースは、信者達はネットもしくはテレビで放送されるイベントを追うことが出来るが誰も活動的に参加することは出来ない、と伝えた。
・聖週間はいつもはフランシスコ教皇にとって最も活動的な年中行事の一つだ。なぜなら数万人の人達が世界中からイエスの復活を祝いに来るのだ。
バチカンが詳細を連絡するので、どのように教皇が神事をなさるのか、どこでなさるのか、まだはっきりしていない。聖週間の神事はエルサレムでイエスによる勝利の入城となるパームサンデーで始まる。他の重要な神事は聖油の祝別の聖木曜日のミサです。通常はその日にフランシスコ教皇は受刑者の足を洗うが今年は恐らく行われないだろう。
・主の受難は通常聖金曜日にサンピエトロ大聖堂で行われ、古代のコロッセオの辺り十字架の道が続く。これも多分無くなるか、一般参加無しで行われるだろう。しかしながらフランシスコ教皇は復活祭で彼にとって2回目の毎年のウルビ・エト・オルビの祝福を分与するだろう。
・イタリア当局はコロナウィルスによる死者が増えてきたので去る03/09に全国で検疫を行った。いま全国で21000例以上数えられ、死者は1441人に達する。ローマの教会は開かれているが全てのミサは人が一ヶ所に集まるのを避ける為に中止されている。