ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

時事ニュース(新型コロナウィルス・ロシア)

ロシア語ソースの記事。
なかなか日本では接することの無い情報と思う。

2020-03-16の記事「ロシアがコロナウィルスとの闘いに飛び込んだ」
https://eo.m.wikinews.org/wiki/Rusio_eniras_lukton_kontra%C5%AD_la_koronviruso?dpl_id=7024

・ロシアでは14の地域で66人の感染が登録されている。先日には更に4人の感染があった。3人がモスクワ地域で1人はチュメニ地域だった。
・殆ど全ての感染者は直前に外国に旅行していたが、何人かは現地で感染した。03/14に教育相は学生が必要に応じて遠隔教育に切り替えるよう地域に促した。03/16に教育科学相は全ての高校に対して学生を遠隔で学ばすように促した。前日にはサンクトペテルブルク国立大学が、全ての講義を閉鎖して全てのロシア学生にインターネット講義を開設すると発表した。
プーチン大統領はコロナウィルスの拡大防止の国家評議会の作業部会の立ち上げを命じた。大臣と国有組織を代表して副首相達が部会に入った。リーダーはモスクワ市長のセルゲイ・ソビャーニン氏だ。
・航空会社のアエロフロートは暫定的に欧州13都市への運航を停止した。ワルシャワテッサロニキコペンハーゲンオスロミュンヘンチューリッヒ、フランクフルト、ウィーン、プラハバルセロナ、キシナウ、ビルニュス、タリン。他にウズベキスタンの都市への飛行も無くなるだろう。タシケント、ブハラ、サマルカンド。これらの停止は04/30まで続く。EUへの飛行は既にアエロフロートの基地空港であるシェレメーチエヴォ国際空港のターミナルFに限定されている。
・14の国境を接する国からは3ヶ国のみには行くことが出来る。アゼルバイジャンベラルーシフィンランド。国境を越えるジョージアラトビアリトアニアカザフスタン、中国、モンゴル、ノルウェーポーランド北朝鮮ウクライナエストニアは禁止もしくは制限されている。
・一方でロシア正教会の教会は開き続けていて、神事は群衆の参列がある。信者はイコンにキスをし、聖餐会の間は同じスプーンから葡萄酒を受ける。洗礼者ヨハネの遺体の一部が運び込まれたサンクトペテルブルクのカザンの聖母大聖堂で03/17にイスラエルに戻ることになっている神聖な物の入っている箱にキスをする為に長い行列が出来た。ギリシャ東方正教会の主教会議は聖餐式の間は感染されないという勅令を出した。しかしながら有名な東方正教会の反対者であるアンドレイ・クラエフは神学の論拠を元に反証した。
・ロシアのムフティのリーダーであるタルガット・タジュディンは国内の全てのモスクを閉じるように呼び掛けた。
・一方で雑誌のヴェドモスティは経済と国民を支援する為に政府が準備している計画を報告した。それは検疫者は賃金を受け取り、全ての中小企業と同じように病人、旅行会社や航空会社は免税期間を受け取り、国営企業は6ヶ月配当の支払いを延期し、検査キットの生産活動増やすことを予見している。政府はその目的に3000億ルーブル(約4億1000万米ドル)を充てることを計画している。

この状況で世界はいつまで耐えられるだろうか。
日本の選択は正しいのだろうか。
世界中に私と同じように家族を養い、糊口をしのいでいる中年おやじがいるだろう。
毎朝職場に出勤して、夜に家に寝に帰ってくる。
マスクが買えたり買えなかったり。
国の対応や日常の習慣によって健康的にも経済的にも守られたり危機に晒されたり。
いつまでこの不安な状況が続くのだろうか。