ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

雷雨

この週末、土日でキャンプに行ってまいりました。
昨年の晩秋に行った草木ダムの近く、山の奥深くです。

数日前から天気予報を気にしていたんですけど、久しぶりのキャンプということで「なんとかなるだろ」という感じで一家4人ででかけたんです。

そういう日の朝ってみんな早起きなんですよね。
普段、如何に実力を発揮していないのかが分かります。

11時にはキャンプ場に着いて、チェックイン。

いい天気です。
ついちょっと前まで小雨がパラついていた様で湿気があって、大きなアブがブンブンとんでました。
子どもたちはこわがってましたが、トンボもたっくさん飛んでいて、それはそれで喜んでいました。

今回、タープを持っていく始めてのキャンプで、車とテントとタープをどういう位置関係で組んだらいいのか試行錯誤でなんとか組み上げてみましたが、車のドアが空けられない、テントからタープに出入りしにくい、等の色々な課題がありました。
失敗、ってことですが、面倒なのでそのままにしました。

川に下りて遊んだり、ご飯の準備をしたり、子ども達に振り回されながらキャンプらしく過ごしているうちにも天気予報通りに何度か小雨がやってきました。
天気予報では土曜日の夕方から降水確率60%です。
キャンプに行きたいばっかりに目を逸らしていた現実です。

夕方、晩ごはんを食べ終わった後、急に辺りが暗くなって来て、次の瞬間、バシャバシャバシャゴロゴロ~、凄い雨足と雷鳴です。
「早く片付けろ~」
広げてしまっている荷物をテントとタープの中に避難。
子ども達はテントの中で腹ばいになって頭からタオルをかぶっておびえています。けけけ。
本当におへそを取られると信じていますから。
いつも生意気なだけに、こういう姿を見ると笑えます。

とは言っても、おとうさんの方も心配になってきました。
タープのお蔭で雨をしのいでいるとはいうものの地面もビシャビシャになってきて、テントにも雨水が滲みてきています。
「今晩、大丈夫かなぁ」
「明日、ちゃんと畳んで帰れる状況になるかなぁ」
テントに打ち付ける雨と雷鳴でどんどん不安になってきます。

「とにかく寝るか、明日になってから考えよう」
寝れるんですねぇ、こういう時でも…。

朝5時半に目が覚めたら妻と息子が起きてました。
「天気はどんな感じ?」
携帯の電波が届きませんから、後は空模様を見て自分で判断。
雨は止んでいるものの、灰色雲。
その隙間からは晴れ間が見えます。
「よし、ご飯を食べて、すぐに片付けよう!」
「近くの温泉に入りにいこう!」

木炭に火をつけ、昨晩のカレーを温めて、ソーセージを焼いて…。

朝ごはんを済ませたらビショビショのテントを拭いて、少しでも乾くように日の当たる角度を調整して、一家総動員で撤収の準備。

8時半には全ての荷物を片付けました。

前日の大雨でちょっと心配でしたが、浅瀬で最後の川遊びをして、10時にチェックアウト。

車に乗り込み、エンジンをかけたところで、バシャバシャバシャ。
雷鳴こそはないものの昨晩のような強い雨
危機一髪、逃げ切れました。

今回のキャンプははじめてのタープが大活躍でした。
これが無かったら一家揃って濡れネズミ。最悪でした…。

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