時事ネタ
今月１２日、午後の会議が長引いて、席に戻ったのは外が暗くなる時間でした。
席に着くと、はす向かいに座っていた先輩社員がネットでニュースを見ていたようで、アベ総理大臣の辞意について教えてくれました。
私は驚いて、隣にいる先輩社員とその話をしました。
先輩社員といっても、上司ではない定年も間近の大先輩です。
普段からなにかと薀蓄が多くて自信満々の人です。
一通り、今回の辞意に関する憶測とか感想を話した後、次の総理大臣は誰がなるのか、という話題になりました。
「フクダさんなんかが出てくるかも知れませんね」
と話すと、
「アソウで決まりだろう、殆ど動かないよ、フクダはあり得ないよ、君も新聞を読まないね…」
といつも通りに自信満々でした。
私は毎朝新聞を読んでいます。
週刊誌も毎日会社帰りに読んでいて、お小遣いが足りない程です。
確かにその頃、どんな情報を見てもアベの有力な後継はアソウ一色で、フクダの名前はありませんでした。
それは承知しています。
前回、上も下もアベ一色の中、出馬を固辞した人です。
出馬しなかった、ということで、そこまでの人、と見る向きもあるかもしれませんが、あれだけ周りに担がれたことから、何らかの思惑があるのでは、と考えても良いのではないでしょうか。
コイズミさんに振り回されちゃった人達も沢山いますし。
私はその辺りを考えてフクダさんの名前を出した訳です。
こんな可能性もあるのではないでしょうか、と。
実際にフクダが出ないにせよ、結果的にアソウで決まったにせよ、年配の社会人ならばそれ位の会話や分析があってしかるべきではないでしょうか。
新聞・雑誌がアソウと言っているからアソウ、では余りにもお粗末です。
その後、あれよあれよという間にフクダ総理大臣の誕生です。
いつも偉そうにしているけど本当は底の浅い人なんだな、と今回の結果を見て溜飲の下がる思いがしました。
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