キャンプとプール
幾つかのホームページで人気のキャンプ場にランクインしていて、行ったことのある近所の人も「良かったよ！」とのことで、隣接して大きな公園があって、その中に温水プールがあって、とても楽しかったそうなのです。
前回のキャンプ(栃木県北部)の直後に妻が軽く電話してみたら予約できたので、特に気に留めていなかったんですけど、人気が高くて、３ヶ月前からの予約は直ぐに一杯になってしまう所なのだそうです。
祈る気持ちでいましたがこの週末の天候は悪化の一途。
結局、土曜日も降水確率７０％で雨後曇。
人気キャンプ場らしいし、当日キャンセル料は全額だし、これ以降の夏休みの予定が未定なので、降られるのを覚悟して行ってきました。
ずっと小雨のような霧雨のようなジメジメとした天気で、空は低い雲に覆われて憂鬱な気分。
キャンプ場に着いてみると殆どのサイトが埋まっていて、キャンセル待ちの人がいる程でした。
妻とずぶ濡れになってテントとタープを設営しながら、なんか地味なキャンプになりそうだな、と気分も沈みがち。
子ども達の期待を裏切らないよう、キャンプ場での缶バッジ作りに参加してみたりと気をひくものの、どうも退屈になってきました。
大人はゆっくりお茶を飲んだり、夕飯の準備をしたりで過ごせますが、子ども達は水着や虫カゴを持ってきているだけあって期待も高く、だんだんと小うるさく、扱いにくくなってきます。
夕食後、キャンプ場内にある温泉に入り、早々に寝てしまいました。
今朝、起きてみると湿気はひいているようですが空は相変わらずの怪しい雲。
テントもタープも水滴でビショビショで、それを拭きつつさっさと撤退の準備。
片付け終わった後、チェックアウト時間までまだ余裕があったので、隣接する公園に散歩に行ってみるとプールの方から人の声が…。
それを聞いて子ども達の「プール行きたい！」の大合唱が始まりました。
明日はいつも通りの出勤だし、今日はこのまま家に帰らなくてはならないし、地元でプールに入ってもヘトヘトに疲れるんだよなぁ、と思いつつ、子ども達にしてみればまだ弾け足りないキャンプなので、プールに入って帰ることにしました。
急いでチェックアウトし、プールに入場。
中に入ると水着で入るものの、屋内にはサウナや気泡風呂等の各種温泉設備と温水プール、屋外には波のプールがあって、とても充実していました。
子ども達は水の冷たさもなんのその、思いっきり遊びまわっておりますが、私としては温かい気泡風呂でゆっくりと身体を休ませたいところです。
いかんいかん、ここでゆっくりしてしまったら帰るのが辛くなる(涙)。
適当に遊んでプールを出ると雲間に青空が顔を出し、森からはセミの鳴き声。
気温も上がってきて、夏らしくなってきています。
昨日の天気予報では曇で降水確率３０％と回復していましたが、それ以上の回復振りです。
こうなってくるとやはりこのキャンプ場の立地はいいですね。
設備やサービスも清潔で行き届いていて、妻と「ここのキャンプ場に来たら今までのキャンプ場には戻れなくなるね」と笑っていましたが、もう一度来たくなりました。
ところが夏休み中の予約は既に一杯で入る余地が無いとのこと、残念。
今回、軽く予約できたことがラッキーだったようです。
どうりで悪天候の中、サイトが一杯になっている筈です。
天候が回復してきたので、あきらめていた観光もしてきました。
目の前を幾筋も流れ落ちる迫力ある袋田の滝と、山と山を繋ぐ巨大な竜神吊橋。
どちらも子ども達には印象に残った様です。
仕事の都合で今年の７，８月は土日以外のお休みが取れず子ども達には可哀想ですが、今回のキャンプ、家族みんなが「楽しかった、また行きたいね」と言ってくれたのでとても嬉しいです。
往路は高速に乗らず下の道で栃木県側から入ったので、復路も高速に乗らずに茨城側から。
途中で妻に運転を代わって貰ったもののなかなか家に着かないので結局石岡から常磐道に乗ってしまいました。
そこからはあっという間に自宅に到着。
明日はみんなは夏休み、お父さんはいつも通りの出勤(涙)。
早く次のキャンプに行きたいなぁ。
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