ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

水族館

今朝、目が覚めるのが結構早かったんです。
ちょっとだけ爽やかな寝起き。
外は秋の空で、朝とはいえ肌寒い感じ。

「よし、今日のお昼は加須に鍋焼きうどんを食べにいこう!」

決心して、妻と交渉。
うどん代は私が持つこと、途中でコスモス畑に寄ること、…。
緊迫した交渉の末、なんとか1時間後には家を出ることに成功。

県道でトコトコと北に向かって進みます。
子ども達の退屈対策にカシューナッツなんかを買い与えながら、第一の目的地である加須の利根川沿いのコスモス畑に向かいます。

このコスモス畑は過去に何度かこの季節に来たことがあるんです。
土手の上から見下ろすと幅と長さは何メートル位あるでしょうか。
それは見事な眺めなんです。

このコスモス畑に向かう途中、いくつかの小さなコスモス畑を見ると綺麗に花をつけ、今が盛りの様相です。
土手に行くのに期待が高まります。

所が着いてみると、コスモス畑(名前もなんとかコスモス公園というらしいのですが)にコスモスが一本も咲いていなかったんです。
咲いていなかったというより、コスモスを除去したような感じでもうがっかり。

近くには新しく宇宙館が建っていて、行き場を失った我々はそこに向かいました。
宇宙館の周りにはコスモスが広がっていてなんとか溜飲を下げましたが、宇宙館自体の展示は余り大したことがなくて、新しくて近代的な宇宙館と周りのコスモスののどかさの対比が面白かったです。

このままうどんに直行しようと思いましたが、子ども達の満足感が得られず、次は羽生の水族館へ…。

羽生の水族館、私は結構好きなんです、ここ。
海無し県の埼玉県の水族館らしく、川魚ばっかりで、派手な魚がいない地味でちっちゃな所なんですけど、身近な魚をしっかりと見れるし、面白そうな特別展なんかもよくやっていて、素人ながらも
「頑張っている水族館だな~」
って好感の持てる所なんです。

今回、特別展は“肉食魚”でした…。

ラニアやデンキウナギの展示があって、子ども達はそれを見るたびに
「ウワァ!」
っておののいていて、それを見るのが面白かったです。
こちらは今までに何度か見たり聞いたりしたことのある魚ですけど、子ども達はここで初めてそんな恐ろしい魚のことを見聞した訳ですから、その瞬間を見れたのが本当に面白かったです。

常設のイワナニジマスソウギョ、コイなんかも興味深そうに見ているのを見ると子ども達が成長したんだなぁ、と思います。
この水族館には何度も来ているのですが、その度につまらなくて駆け足で素通りしたことばかりなので、こんなに真剣に「水族館する」のは初めてです。おとうさん、感動~。

加須の市街に入っていつものお目当てのうどん屋で予定よりもかなり遅めの昼食ですが、日中暑くて鍋焼きどころじゃなかったです。
結局鍋焼きうどんではなくて、冷や汁うどん。

帰り道、子ども達が寝たらアイスでも食べようと妻と示し合わせていたのですが、全く寝る気配無し。
空調を暖か目にして寝かせる作戦も、寧ろ運転手の意識を朦朧とさせる危険があって失敗。
途中で公園に寄って暫く遊ばせ、体力を使わせる作戦に変更。

地図で公園を物色していると「あれ?こんな所にこんな公園が?」
久喜と菖蒲の間に大きな沼の公園があるんですね。知らなかったぁ。

秋の夕暮れ時、大きな沼の周囲を公園の緑が囲い、沼には鴨やらボートが浮いていて…。
なんか物悲しい風景で、もう少しゴミが多くて中国風の東屋なんかがあったら出張で行った中国の地方都市の公園に来てしまったような感じで、初めての場所なのにむしょうに懐かしさがありました。

日曜日のドライブ、埼玉県内でもいろいろな発見があって楽しかったです。

http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=36%2F3%2F13.226&lon=139%2F38%2F42.86&sc=3&ac=11232&mode=map&size=s&pointer=on&layer=0