ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

時事ニュース(新型コロナウィルス・中国)

恐らく世界史のひとつのターニングポイントとなるであろう中国から全世界に広がった新型コロナウィルス。
その前半?初期?に当たる、まだ中国国内で爆発的に感染が広がっていた頃の記事を残しておく。
ソースは英字新聞のSouth China Morning PostとエスペラントのĈina Radio Internaciaの2種類で、どちらもどちらかというと中国政府の意思が反映されやすい媒体だ。
この時期、このような記事であった。

2020-02-07の記事「コロナウィルスの発生について知らせて中国の医師が亡くなった」
https://eo.m.wikinews.org/wiki/Mortis_%C4%89ina_doktoro,_kiu_informis_pri_la_apero_de_la_koronoviruso

・02/07朝、武漢の中央病院で非典型的な肺炎が原因で李文亮氏が亡くなった。彼はその都市でコロナウィルスの発生について知らせた最初の医師達の内の一人である。彼は34歳だった。
・中国のネットユーザーは微博のようなソーシャルメディアで哀悼を表し、中国で多くの人が国民性英雄と見なすこの医師の虐待について当局が謝罪するように要求している。2019/12/30に彼はSARSに似た症状で武漢の病院に入院している数人の患者がいることをインターネットグループの同級生に知らせた。同じ日に現地当局は魚介市場にのみ発生する新しいウィルスの27症例を確認した。しかし、7人の医師を含む彼と他の7人は警察に呼び出された。そこで彼らは感染に関する情報をそれ以上拡散させないよう無理やり署名をさせられた。2020/01に国営放送CCTVはその都市の住民8人を「噂」を拡散したと非難し、そのような行動が原因で法的責任となることを記憶にとどめさせた。
・01/03に李文亮氏は仕事に戻ったが01/10に咳が現れ、数日熱があり、01/12に入院となった。「当時政府は人から人への感染は起こらないと主張し続けており、医師は誰も感染しなかった。私は混乱している」と彼は01/31に微博に書いた。自らの死の前に彼はそのソーシャルメディアに文章の写真を公開した。そこには警察が「ざわめき」の拡散を原因とする迫害で彼を脅迫している。
・障害者の少年の餓死の知らせも市民の怒りを引き起こした。彼は彼の父親や兄弟が検疫に置かれた後に独りで家に留まっていた。16歳の嚴成さんは脳性麻痺に冒され、武漢から100km離れた花家河に住んでいた。医師や役人は彼の父親には自分達が彼の息子の世話をしていると信じこませていたが実際は誰も訪ねておらず、彼の世話をしていなかった。党委員会の書記の王宝全氏と市長の彭志宏氏は解任され、他の責任者は罰せられた。その少年の死後数時間で彼の父親は自分の感染の確認を受け、病院に送られたた。彼の自閉症の11歳の息子はおそらく検疫に留まった。多くのネットユーザーは単なる解雇は少年の死に対する罰として不十分と考えている。
・他の被害者は、ご主人が検疫に入った後にそのまま世話も無しに置かれる家畜である。武漢だけで少なくとも5万頭の家畜が検疫で戻れない住民の空っぽの家に留まっていた。
・01/06に中国当局は湖北の外の企業に業務の再開した依頼した。企業は職場の人の密度を下げる方法を作るか、被雇用者に最大限の生産の為に交替での労働を許可することを促された。02/03に米国新聞のウォール・ストリート・ジャーナルに「中国はアジアの本当の病人だ」というハドソン研究所の戦と政治の高級研究者であるウォルター・ラッセル・ミード氏の書いた記事が載った。ミード氏は新型コロナウィルスの拡散を中国政府のせいとし、多くの仮説に沿った中国経済での大流行による影響について書いた。彼は似たようなことが中国で繰り返されるだろうとにおわし、グローバル企業になるべく早くサプライチェーンから脱中国するように促した。それは中国の公式マスコミによる鋭い反応を引き起こした。
・その間、香港科学技術大学の研究チームは02/06に自分達の発明を報告した。40分でコロナウィルスを診断できる可動式の検出器だ。同時に澳門大学の科学者達も病気の早い段階でさえ30分以内でウィルスを診断できるであろう装置について研究している。しかしながら他の専門家は、実験室でのテストでさえしばしば間違った陰性の回答を示すことがあり、早さだけでなくテストの正しさも保証する必要があると注意を払っている。
・利用者に感染を避け、丁度良い時間で自分の健康状態を調査するのを支援するアプリケーションが現れた。奇虎360とNoSugarTechの両社は利用者が最近感染者の側にいたかどうかを調べることができるアプリを作った。その情報は公式ソースから抽出される。ユーザーは自分の地域、旅行日、飛行機、鉄道、バスの番号等を入れることができる。そのアプリは01/31から機能し、既に5500万人が使っている。
・広州と深圳の住民は地図上で感染発生が表示するWeChatのミニアプリで感染者が自分達の区域内にいることとは可能性を調べることができる。広東省の9つの都市に向けてQuantUrban社は似た地図を作った。百度社は肺炎に関するインター医療相談のサービスを開始した。それは無関係の患者を病院に行かせずにパニックを和らげ病院に負荷を掛けないことを目的としている。02/06からすで9200万人がページに訪れ、270万以上の質問者がなされた。阿里巴発生集団は健康サービスアプリケーションを作った。それは人工知能でウィルスが関する最も頻繁な問合せに回答し、最も近い病院を指摘する等する。
・感染の数は全世界で31,526人に達し、638人が亡くなり、1,568人が快復した。中国では4,821人がとても危険な状態にあり、26,359人がウィルスの感染が疑われた。全体で1,540人が快復後に退院した。314,028人の濃厚接触者が偽で、彼らの内の26,762人が医療観察から解放された。一方で他の186,045人は医療観察下に留め置かれている。