ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

時事ニュース(宗教対立・インド)

普段あまり接することのないニュース。

2020-03-01の記事「インドの暴動で42人が亡くなった」
https://eo.m.wikinews.org/wiki/Pereis_42_homoj_pro_tumultoj_en_Barato?dpl_id=6993

・インドの首都ニューデリーヒンズー教徒とイスラム教徒が数日間対峙し、治安部隊が配備された。
・少なくとも42人がなくなり、200人以上が負傷した。
・モディ首相が沈静化を呼び掛け、治安部隊が衝突しないようニューデリーをパトロールしている。
・野党は事態の不十分な対応を非難している。
・この衝突は、市民権に関する新しい法律に反対するイスラム教徒との間で起こったもので、新法では、アフガニスタンバングラデシュパキスタンの3国からの非イスラム教徒の入国者の市民権取得を容易にするというもの。彼らは差別を隠さない新法と言っている。
・他に、全ての市民が市民権の証明書類を新しく取得するよう提案もあり、それに反対している。
・モディ首相は、差別を意図したものでなく、他国で迫害されている非イスラム教徒の保護である、としている。
・米国の独立運営委員会である国際宗教自由委員会は暴動について強い懸念を表明し、イスラム教徒に対する国際人権の明らかな侵害だとした。
・インドの外務大臣はこの委員会の不満を表した。

2019/12/11に成立したイスラム教徒以外の不法移民に国籍を認める改正法に対する抗議デモが続いている。
インドはイスラム教徒が1億8000万人(2014年時点)いるが人口の約13%で、ヒンズー教徒は約80%を占めており少数派となっている。
イスラム教徒に対する迫害もあり、デモや暴動、テロなどが起きている。

インドではイスラム王国が建ったこたこともあり、歴史的にも文化的にも根深い問題だ。