ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

たんぐるまる

先日、おじさんの法事があって、川口のおばさんのところにいったんです。
久しぶりにいとこ達とも顔をあわせて、昔ばなしなんかに花を咲かせていたんです。

話題がおばさんのところで飼いはじめた子犬のことになったんですね。
最初は家の中に置いておいたけれど、今は外に出していて、けれども子犬は寂しいから自分でドアを開けて入ってきてしまう、って話だったんです。

そんな中でおばさんがいいました。
「この仔は勝手にあがってきてソファーの上でたんぐるまっているのよ」と。

僕たち(甥っ子たち)「…(目が点)」

「えぇ~“たんぐるまるぅ”?なにそれ~?(笑)」

意味は分かります、話の流れから。
確かに、子犬がソファーの上で“たんぐるまって”いる姿が目に浮かびます。
ふ~ん。

よくよく聞いてみると埼玉弁か宮城弁のようです。
私の祖父母、即ち、おばさんの両親は父が埼玉で母は宮城から嫁いできた人だったんです。。
そして、おばさんは埼玉生まれ。ダンナ(おじさん)は宮城の人。
僕やいとこ達の母親はおばさんの妹になるのでみんな埼玉生まれですが、うちの母を含めて皆、ダンナは宮城。
偶然なんだかよくわかりませんが。
そういうわけで、親戚中、埼玉と宮城の人間ばかりなんです。
ということなので、おばさん曰く、自分達がつかっている言葉がどっちの言葉なのかよく分からない、らしいのです。

自分達が何をしゃべっているのか分からない、ってのも面白いけど、こんな身近にまだ方言が残っている、使っている人がいる、っていうのがとても新鮮でした。