ほき4日記

つまひとり、こふたり、さらりーまん・ほきのへーぼんな日常。

FORTA VENTO

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この週末は岩国の羅漢高原のキャンプ場に行ってきました。

くねくねと細い県道を登っていくと羅漢高原のスキー場があって、そのすぐ脇に40サイトほどのキャンプ場があります。
我々の他には3組しかおらず、サイトは選び放題。
日当たりと眺めのいいサイトにテントとタープを設営すると下界の暑さからは想像もできない涼しい風が吹き抜けます。

「あ~、今回のキャンプも当たりだねぇ~」

前回の益田のキャンプは天気に恵まれ、花火も見れて、大満足でした。
今回もそんな予感がしてきました。

乾いた薪を焚き火にくべながら山あいに落ちていく夕日を見ていると本当に幸せな気分に浸れます。

すっかり辺りが暗くなり、タープから出て焚き火の周りで晩ごはんを食べていると…。
ポツ、ポツ、降ってきました。

「あれ? この週末、降らない筈だったよね?」

その後、小雨が降ったり止んだり、はっきりしない天気が続き、いつのまにかいやな雲に覆われてきています。

子供たちのお目当ての花火をなんとか済まし、もしも雨が本降りになっても大丈夫なように荷物をタープの下にまとめ、木炭を車にしまいます。
準備を終えたところで4人ともテントに入って眠りにつきました。

深夜、騒々しい音で目が覚めました。
妻も目が覚めた様子です。

2人でテントの外に出てみると、すごい大風でタープのポールが一本倒れているではないですか!
雨は激しくないものの、風が強くてポールを立ててタープを立て直すのも一苦労です。
設営の時にはペグ打ちを楽に感じたちょっと苔むした地面も雨水を吸って軟らかくなってしまい、その後は何度立て直してもすぐに大風でペグが引き抜かれてしまいタープがなぎ倒されてしまいます。

妻と2人、雨に濡れ、風に煽られながら、なんとかタープを低く立てることに成功し、無事に夜が明けて晴れることを祈ることにしました。

テントに入ってみたものの大風はテントをも煽り、なかなか寝付くことが出来ません。
外で何かの音がするとまたタープが倒れたのではないかと気が気でなく落ち着きません。

翌朝、早くに目が覚めると妻も起きていました。

タープは無事に立ってはいたものの相変わらずの大風で今にも倒れそうです。
雨粒も大きくなってきています。
山は霧に覆われ、気温もずっと下がっています。

よそのサイトを見てみるとタープが完全にひっくり返って荷物が散乱してしまっている所もあります。

「やばい、早く撤収したほうが良さそうだ…」

のんきに寝ている子供たちを車に移し、またも雨でびしょ濡れになりながらの撤収劇です。

今回は今までになく大風という敵との遭遇でした。
この対策として家に帰ったところで早速長くて太いV字ペグを買いに行きました。

前回のキャンプでカラカラに乾いたテントは結局1週間しか持ちませんでした。
早く次のキャンプに行って乾かさなくては(笑)。

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