時事ニュース（シリア内戦）

大変なことを思いついてしまったようだ。
ベネズエラも頭がクラクラしたがこの記事はそれ以上だったわ。
超絶難しい！
こんなん続けてたら相当な博識オジサンになれるだろうな〜。 (*´ω｀*)

2020-02-19の記事「シリア政府は全アレッポを支配して最終勝利を予見している」
https://eo.wikinews.org/wiki/La_siria_registaro_ekreginte_tutan_Alepon_anta%C5%ADvidas_finan_venkon

記事の背景を検索。

・2010/12のチュニジアでのジャスミン革命から始まり、アラブの春と呼ばれるアラブ圏での民主化運動が高まり、エジプトを30年支配したムバラク政権、リビアを42年支配したカダフィ政権が倒れた。
・シリアでも40年支配しているアサド政権への民主化運動が高まった。
・民主化運動はやがて政府軍と反政府軍の軍事衝突に至る。
・ロシア・イランは政府軍を支援し、米国・トルコは反政府軍を支援している。ちなみにアサド政権と関係が深いアラウィー派はシーア派の一派とされている。
・一方、イスラム国（イラク国内・スンニ派）が起こりシリア内戦に介入するものの欧米ロシアと敵対して崩壊した。
・米国はイスラム国に対してはシリア国内のクルド勢力を支援し、イスラム国崩壊の後に米国のトランプ大統領はシリアから撤退した。
・シリア国内で、ロシアは敵対していたクルド勢力とシリア政府を仲介した。
・トルコはシリア内戦の拡大を防ぎ、勢力を増すクルド勢力を叩くためにシリアに侵攻し、アレッポやイドリブ等に監視所を設置した。
・この間、シリアの反政府エリアのトルコ人を爆撃したとしてトルコのロシア爆撃機の撃墜事件があるが、トルコのエルドアン大統領はロシアのプーチン大統領に謝罪し、関係修復を図った。
・トルコとロシアはシリアでの安全地帯の設置について合意した。

だいぶはしょったが複雑すぎる。😥
・民主化運動（政治）
・シーア派とスンニ派（宗教）
・クルド問題（民族）
・トルコとロシア（歴史）
・欧米陣営とロシア陣営とトルコ（地政）
いろいろてんこ盛り。

今回のニュースはこんなことを伝えている。
・シリア政府軍が全アレッポを支配し始める。
・アサド大統領は完全勝利を図っている。
・反政府軍の攻撃も続いている。
・90万人もの追われる市民が発生し、人道的に最悪な状況にある。

なんか悲しいなぁ。😢